小児矯正

子どもの矯正治療Child Orthodontic

お子さまにとっての最適な治療時期は、お子さまのお口の状態によって異なります。
場合によっては、永久歯がはえてから治療を始めた方がいいこともあるのです。
最も効果的な時期に治療を行えるように、まずは「早めにご来院頂き、歯科医師にお口の状態をチェック」してもらうことが最も重要だと考えています。
治療に対する患者さまの希望やお口の状態などを総合的に判断し、最良となる治療プランをご提案します。
どうぞ安心して治療にお臨み下さい。

矯正治療の区分

矯正治療の区分 矯正治療の区分

  • 早期治療

    主な症状

    受け口、顎が左右にズレている、咬み合わせが深い

    目的

    顎の成長を促し、咬み合わせを改善する

  • 期治療

    主な症状

    歯がガタガタに生えている、受け口、上下の咬み合わせが深い 奥歯で噛んでも前歯が大きく開いている

    目的

    将来生えてくる永久歯のスペースを確保し、 正しい咬み合わせになるよう誘導する

  • Ⅱ期治療

    主な症状

    歯がガタガタに生えている、受け口、上下の咬み合わせが深い 奥歯で噛んでも前歯が大きく開いている

    目的

    最終的な歯並びと咬み合わせの獲得、早期治療及びⅠ期治療の仕上げ治療

使用する主な装置について

第1期治療では、顎の成長や形態を改善するための装置を用います。ケースによっては、複数の装置を用いることもあります。

使用装置
  • プレオルソ

    プレオルソ

  • ムーシールド

    ムーシールド

  • マイオブレース

    マイオブレース

  • 床矯正

    床矯正

  • リンガルアーチ

    リンガルアーチ

  • 上顎前方けん引装置

    上顎前方けん引装置

  • 固定式の拡大装置
    (ポーター・バイヘリックス・クワドヘリックス)

    固定式の拡大装置

  • リテーナー

    リテーナー

症例の紹介

受け口(反対咬合)
  • 治療前治療前
  • 治療後治療後
年齢・性別 9歳・男性
治療費用 Ⅰ期治療:
300,000〜400,000円

Ⅰ期治療から継続の場合:
300,000〜400,000円
リスク・副作用 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。
叢生(そうせい)
  • 治療前治療前
  • 治療後治療後
年齢・性別 8歳・女性
治療費用 Ⅰ期治療:
300,000〜400,000円

Ⅰ期治療から継続の場合:
300,000〜400,000円
リスク・副作用 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。

よくあるご質問

子どもの歯ならびが気になります。
いつ頃から矯正した方がいいのでしょうか?
基本的には、気になったときに相談にお越し頂くと良いでしょう。小学校に入学する頃など、折を見て一度無料相談にお越し下さい。
ただし、受け口(上あごより下あごが少し前に出ている状態)が気になるお子さまの場合は、早めにご相談頂いた方が安心でしょう。
矯正治療に痛みはありますか?
痛みの感じ方には個人差がありますが、治療の後、2日~1週間程度は痛みが出る場合がございます。
治療が終わるまで、どのくらいの期間がかかりますか?
動的治療期間(歯の位置を動かす治療期間)としては、お子さまの場合は、1年~2年程度です。
※もちろん、どのような治療方法を選ぶかによって期間は変わってきます。

また、動的治療後の保定期間(歯ならびを安定させるための期間)としては、最低2年程度を目安に考えて頂ければと思います。なお、場合によってはとても長引く場合があります。
治療費用はどのくらいかかりますか?
お子さま( I 期)の場合は25万円~、大人の方( II 期)の場合は55万円~となります。
大体の目安ですが、このくらいの費用をご想定下さい。
なお、 I 期から II 期への移行をお考えの方は、25~35万円ほどの費用をご想定頂けると良いでしょう。
費用を分割払いにすることはできますか?
費用を分割払いにすることが可能です。
契約金の半額を初回にお支払い頂き、残金を10回払い(毎月)でお支払い頂くことが可能です。

ご家族へのお願い

ご家族へのお願い

矯正治療は、お子さま自身のやる気だけでなく、ご家族の協力も必要不可欠です。矯正中
にトラブルが生じた際には、しっかりサポートしてあげることが大切です。矯正を始めたばかりの頃は、嫌がることも多いかと覆いますが、優しく見守ってあげてください。

また、矯正中はむし歯リスクが高まることから、お口や矯正装置のケアに細心の注意を払う必要があります。お子さまのひとり磨きはもちろん、親御さまによる仕上げ磨きも徹底して行うようにしてください。粘着性の高い食品など、矯正装置の破損につながる食事も控えるようにしましょう。